スーパーモト(モタード)とは?②
スーパーモト(モタード)の歴史の続き
偉そうに言える程立派なライダーじゃないのですが、酔っぱらうと語りたくなるのがおっさん。
●2000年代
日本でのスーパーモトは当初MOTO1という名前で開催されていました。僕は直接の関わりがなく多くは語れないのですが、モトショップ五郎さんが中心となって立ちあげられました。
2003年、森町スライドパークで行われたSFR+MOTO1というイベントを皮切りに、2日本各地で行われていたのですが、2004年に全日本化。当時はMOTO1オールスターと呼ばれていました。
一方ヨーロッパでは世界選手権が盛り上がり、アメリカではX-GAMEやAMA SUPERMOTOが立ち上がりこれから盛り上がる余丁を見せていました。
この頃、日本のレースはモトクロス出身のライダーが速く、上位を席巻していました。
特に最高峰クラスでずっと競ってた佐合選手と松本選手(現オートレーサー)のライバル関係は観ていて楽しかったです。この2名は海外にも挑戦されており、佐合選手はX-GAMEを目指してアメリカのAMAにスポット参戦。シングルフィニッシュしていたり、タイム的にもトップと遜色無く走っていました。松本選手もアクシデントがありながらシングルフィニッシュ。
この頃は少しずつ日本と海外が近づいて行くのかなと思っていました(´・_・`)
●2010年代
2010年代に入りMOTOGPのカテゴリーと被る為、全日本スーパーモタード選手権となり、2015年から現在の全日本スーパーモト選手権と名前が変わりました。
そして、松本選手がオートレースに転向、佐合選手のホンダ退職によりレース休業。2016年~2018年までは森田選手がチャンピオン、となます。2004年~2018年まで全てのシリーズのトップカテゴリでモトクロスのライダーがチャンピオンとなります。
しかしながら、近年モトクロス出身者が得意なスライドを多様したライディングから、ロード的なフロントのグリップを生かしたライディングが主流となっており、ロードライダーも台頭。2019年はロードライダーの日浦選手がチャンピオンとなりました。スーパーモトからレースを始めたライダーも上位を獲得するなど、今後も楽しみです。
不況から世界(アジアへの参戦はありますが)への挑戦が難しくなっていますが、スーパーモトがもっと認知され、未来が広がるといいなぁと切に願います、、(´・_・)
僕の好きな動画↓
めちゃめちゃストイックなんです。
トップライダーの方には報われて欲しい(´・_・`)