オフ練車KX100について
はじめに
2021年の8月にオフ練用にKX100を購入しました。
大した結果も残せていないライダーの戯言なので、話半分で読んで下さい。
モタードでMFJのレースに出るとダート練習は欠かせません。ターマックで1秒詰めてもダートが遅いと一瞬で置いて行かれますし、何よりダートはミスしやすく、安定して速く走る為にオフ練習は欠かせません。
所が、モタード車両でモトクロスコースを走るのは難しく、コンディションによってはジャンプ台の坂を登れなかったり、ペースが遅すぎて周囲のモトクロスライダーに迷惑かかる事もあるので、本番車の消耗を抑える為にもオフ錬の車両確保は必須です。
KX100にした理由
練習の効率だけを考えると少しでも本番車に近い4stモトクロッサーが良いのですが価格的に手が出ない!中古モトクロッサーも当たり外れが大きく意外と高いし外れも多い。一昔前では考えられなかった値段になっています。
そんな中、新車で手が届きそうなのが2st85ccのモトクロッサーでした。
特にKXシリーズは開発が止まっている2stモトクロッサーの中では設計も新しく、コスパが良い。ジャンプを諦めればこれで良いのでは?と思いKawasakiのしました。
85じゃなくて100にしたのは、少しでもトルクがあって乗りやすそうだっなのと、友人が乗っててススメてくれた為です。
↓コスパ比較
車種 | 設計年 | 価格(税込み) |
RM85 | 2001 | 465,300円 |
YZ85 | 2019 | 506,000円 |
KX85 | 2013 | 379,500円 |
KX100 | 2013 | 412,500円 |
CRF150 | 2007 | 520,300円 |
YZ125 | 2005 | 627,000円 |
YZ250F | 2019 | 913,000円 |
KX85と100だけちょっとおかしいくらい安いんです。
KX100のインプレ
まずは実際に走ってる動画から。
非常に気持ちよく走れてるのが分かるを思います。
軽くてそれなりに馬力もあり、大きなジャンプ、大きな轍、マディでなければ気持ちよく走れます。ジャンプもちゃんと斜面に着地出来れば問題なく飛べます。(僕は大きなジャンプは飛びませんが💦)現時点の僕が練習するには必要十分。しかも2stは維持費が安い。モタードのレースには大きなジャンプや深い轍も無いので、良い練習になっています。
とはいえ注意点も。非常にコスパが良く乗るのも楽しいバイクなのですが、ミニサイズのレーサーはハンドリングがシビアで、バイクが暴れだしてから転ぶまでが一瞬です。しかもパワーがあるので不用意にパワーバンドに入れてしまうとこれまた怖い。排気量が少ないからと言って初心者の方には進められない感じです。進めるとしたら点火を遅らせて、フライホイールウェイトを追加すると、低速をマイルドにすれば乗りやすくなると思います。
今の所楽しく乗れてますが、ある程度乗り込んだらYZ125あたりに乗り換えて、モトクロスのレースもしてみたいですね。無茶の効くバイクでちゃんとジャンプを飛んでみたいですし。